あたりめかじり。

色んな事をぐちゃっと。

シェイプ・オブ・ウォーターを見た。

夏休みの昼下がり、最低限のやる事を終えて

ダラダラとしながら以前から気になっていた映画を鑑賞した。

見終わり、高ぶった気持ちのまま初めて

文という形で書いたので

滅茶苦茶で支離滅裂だが綴る。

 

 

 

 

 

注意!以下、軽くネタバレあり。

 

窓の外から広がる青い空を見て、

シェイプ・オブ・ウォーター」を

見ようと思った。

 

 

 

予告やあらすじなどに

ダークファンタジーロマンスと書かれていて

 

主役のイライザが声の出せぬ中年女性

いう所に意外性を、

相手が未確認生命体で俗に言う半魚人

という所に魅力性を感じ、

 

後で見るリストに入っていた映画の

再生ボタンを押した。

 

いそいそと準備し  見始めたのだが、

イヤフォンをして大正解。

官能的な表現が多く、色気の大洪水。

身体をあらわにし自慰行為をするシーンが

冒頭からあり初っ端からか・・・

と思ったものの。

 

 

 

彼が出てきてからは囚われるように

見てしまいました。

 

 

しっかりとした凛々しい身体

くりっとした瞳、種特有の瞬き。

人によってはちょっと・・・という方も

いると思う。しかし私には神秘的で美しい

印象が大きかった。

 

 

そんな彼に出会い、紡ぐ音の無い逢瀬を

重ねる事にお互いが惹かれていき、

彼女も羽化してゆく。

 

 

イライザと彼のセックスを匂わせるシーン

もあるが、いやらしさはなく綺麗だった。

彼の前で服を脱いでいく所作や

身体を描く曲線の美しさ。

自分の意思を通そうと強く射抜く瞳。

 

落ち着いた色ばかり纏っていた彼女が

赤い色を花の如く挿していく、、、

 

ラブファンタジーではなく

ダークファンタジーロマンスって

こういうことか、と。

 

 

そして

悪役のストリックランドがまた凄い。

ヒエッ・・・という声を出してしまう。

自分の指を引きちぎるシーンはもう

まさに迫真。怖かった・・・。

そしてただ怖いだけではなくちゃんと

悪役として意味もあるんだなと私は感じた。

 

 

痛い描写は得意ではないので省くが

   割と血は出る。痛い。

 

 

 

様々な差別や性別に対する問題などが散りばめ

られていて  きっと素敵だった、とか

綺麗だった、だけの感想は褒められたものでは

無いだろう。しかしあえて書かないでおく。

結末について私個人の主観

としてはハッピーエンドだ、とだけ。

 

 

ティール〟と呼ばれる青緑色に混ざる

鮮やかな赤がとても幻想的で

抱き合う二人が 悠久の愛に満ちている

そんな映画でした。